2022/03/24 13:47

ほとんどインフォメーションできなかったにも関わらず、先の3連休に実店舗の店頭でご好評いただきました新作カーディガンのオンライン販売をスタートしました。
オーセンティックなニットのカーディガンも大好物ですが、今の気分としてはスウェットの延長として気楽に着られるもの。というわけで、完全にカットソー仕様のカーディガンです。
生地違いで2種類同時入荷しています。

その1. Ridge Cardigan


まずご紹介するのはRidge Cardiganです。
こちらで使っているのは、旧式の機械を調整しながらゆっくり編み立てられた、畦編みの生地。まるでセーターのような雰囲気ですが、縫製やリブはカットソー仕様なので扱いも楽ですし、よりカジュアルな印象です。


ローゲージのコットンニット的な重さも一切なく、とても軽快ですので、これからの季節になにかと重宝することでしょう。

その2. Dry & Heavy Pique Cardigan


続いては、太番手の空紡糸を高密度に編み立てた鹿の子生地で作った、Dry & Heavy Pique Cardigan。その名の通り、ドライかつヘビーな質感とダビーな着心地(?)がとにかく最高です。


鹿の子なので通気性は元々高いのですが、それに加えて表面の凹凸が大きく、生地が直接肌に触れる面積が少ないため、これから湿度が高くなるシーズンでもベタっとせず本当に快適。アタリの出やすい生地なので、着込んでいった時の風合いもまた格別です。

普通のポロシャツなんかではまずお目にかかることのできない雰囲気の生地ですので、そういう鹿の子に苦手意識のある方にこそ、ぜひお試しいただきたいなと思います。

ディテールは昨年のものを踏襲しています


特徴的な生地の表情を活かすため、ディテールは昨年のものを踏襲し、ごくシンプルに仕上げました。
着用感が軽くなるよう、前合わせ裏の身返し部分を同色の天竺素材にしているのも同様です。ただ今年は見返し部分に芯地を入れているので、前合わせ部分がヨレにくくなっています。
古着屋でよく見かけるアクリルカーディガン的な雰囲気と、ギャルソン的な貝ボタンのマッチングがなんともお気に入りです。

シルエットは少し調整しました


シルエットは、いつものTシャツやシャツの上から着てちょうどいい具合にしています。
昨年は当店定番スウェットのシルエットをそのまま踏襲した、かなりのワイドシルエットでしたが、今年は横方向を少し絞り、縦方向は少し長めに調整しました。リラックス感は失うことなく、より多くの方に着ていただきやすい、良いバランスになったと思います。

大きめサイズを選んでいただいても良い感じです(Heavy Pique版はS〜Lサイズまでの展開です)。

春夏シーズンの個人的な悩みとして、開襟シャツの上になにを羽織るか、というものがあるのですが、このカーディガンはひとつの解になったんじゃないかと大変満足しています。

各サイズごとの枚数は元々比較的少なめだったりしますので、ピンときた方はお早めにどうぞ。
引き続き実店舗でのご試着もお待ちしております(木曜定休)。

 
 

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