2021/01/26 21:04


「実店舗計画実現に向けて応援してくださいセール」では本当に多くのご注文をいただき、ありがとうございました。
無事実現しましたら、改めてご報告いたします。実現できなくてもご報告します。

さて、度重なるサンプルの修正やら、色による縮率の違いに振り回されて結局色ごとに別のパターンを用意したりやら、そうこうしているあいだに工場が繁忙期に突入してしまったりやら、先日の大雪で工場が止まってしまったりやらで、まぁ遅れに遅れた2021年一発目のアイテムが、ようやく入荷する運びとなりました。

先月からほぼ毎日、これのサンプルしか穿いてないというほどお気に入りの、いつものスウェット生地で作ったパンツです。
「とにかく最高なので、買って穿いてみてください!」で説明を終えたいぐらいなんですが、そういうわけにもいかないので、いつもどおりいろいろ記していきます。
例によって長めですが、お付き合いいただけましたら幸いです。

合わせるシューズを選ばない汎用性


まずはシルエットから。
LST PainterThick Trousersのゆったりフィットを下敷きにしつつ、股上を少し増やした分レングスも気持ち短めにして、さらにテーパードをもう少し効かせました。



そして裾はゴムにせず、代わりにコットンヘリンボーンテープのスピンドルを入れています。いわゆる軍パンみたいな感じです。そのスピンドルを絞ることで、靴に合わせて好きな裾幅に調整できるというわけです。
とはいえ、裾を絞らない状態でローテク系のスニーカーを履いても裾はちゃんと止まりますので、絞らないか、ギュンと絞るかのどっちかになりそうな感じでしょうか。


↑こちらは裾をまったく絞っていない状態。172cmでLサイズ着用です。
ワラビーでもしっかり止まる裾幅が絶妙です。VansのAuthenticとかCONSのCTASでも裾を引きずらなかったです。


そしてこちらはギュンと絞った状態です。
好みや気分でいろいろ試してみてください。

ヒップポケットどうするよ問題

スウェットパンツにつきまとうのが、ヒップポケットどうするよ問題。
よくあるパッチポケットだと、ちょっと重みのある財布なんかを入れるとダラっと伸びてきてしまうじゃないですか。あれ嫌ですよね。
ヒップポケットなしというのも潔くて良いんですが、やっぱりあった方が便利なので、なんとかできないものかと試行錯誤した結果、スラックス的な玉縁仕様にした上で、ポケット口にジップをつけました。

この仕様だと、外側に縫い付けただけのパッチポケットよりも下方向への引っ張りに強いですし、ポケットにモノが入っていてもジップを閉めてしまえば、ポケット口がだらしなく広がってしまうこともない、というわけです。
これをスウェットパンツで実現するのは結構手間だったりするのですが、技術の高い縫製工場の方々が、すごく丁寧に縫ってくれています。
地味ですが、とてもこだわったポイントです。

耐久性と着心地に優れたいつもの最高な生地(当店比)


生地は先述のとおり、TDシリーズと同じ国産のものを使っています。
コットン100%、ドライなタッチで毛玉ができにくく(2年前に作ったスウェットも、身生地はいまだに毛玉知らずです)、裏側はループパイルで肌触りもバッチリ。
がっしり感と着心地のバランスがとにかく最高で、個人的には高級スウェットの代名詞的な吊裏毛よりも、うちの生地の方が断然好みです。
未体験の方はぜひこの機会にお試しください。

他のパンツと同じサイズで大丈夫です


サイズはMからXLまで。当店の他のパンツ類をお持ちの方であれば、同じサイズで大丈夫です。
お持ちでない方は、身体のサイズが縦横ともに標準圏内の方はLサイズ、細身だったり小柄だったりする方はMサイズ、それ以外の方はXLサイズという感じでお選びください。

なお、他のスウェット類と同じく製品洗いとタンブラー乾燥をかけて仕上げていますので、通常の洗濯で大きく縮むようなことはありません。

発売は27日(水)の正午からを予定


発売は、27日(水)の正午を予定しています。
なぜ「予定」なんて端切れの悪い言い方をするのかというと、まだ製品が手元になく、当日の午前中に納品される予定なのですが、そこでなにか問題が発生した場合は発売を延期する場合がございます。見切り発車気味で大変恐縮ですが、そうなった場合はどうかご容赦ください。

Basic Sweatpants
Color:Grey, Black
Size : M, L, XL
各色とも 18,000 yen + TAX

 

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